阿部操展に行ってきました

阿部操展を見に、ギャラリー現に行ってきました。

Misao Abe exhibition held in Gallery Gen in Ginza, Tokyo, showing oil-painted portraits of young women who seem to have both gentleness and strong will.

地下鉄銀座線の京橋駅から、首都高速の下をくぐり、左手に折れて、二つ目の路を入ったところにギャラリーはありました。エレべータで3階に上がります。

Abe_Misao_01入口

ギャラリーに入ると、真正面に若い女性が、すっくと立っている等身大の人物画が展示されていました。この作品は今年のFACE展2016の入選作品。確かに見覚えがあります。花柄のかわいいワンピース、赤い靴が印象的です。白い背景に淡い色調で描かれていることもあって、一見、優しい印象を受けます。しかし、絵のタイトルは「志をもっている」。はたして、どんな志を持っているのでしょうか?

Abe_Misao_02志を持っている

とても気になったので、作家の阿部操さんに直接お尋ねしました。すると、この絵のモデルとなったお嬢さんは、ダンスのプロを目指されていて、アメリカに留学もされたとのこと。留学している間、絵の制作が一年間、中断したそうです。そういわれてみると、顔の表情には、どことなく内面的な強さが表れているようにも思いました。

次の絵も、若い女性の顔。やはり、淡い色調で描かれていますが、整った顔立ちには、強い意志が感じられます。こちらは、美術大学の同級生にモデルになっていただいたそうです。この方は、どんな絵を描かれるのでしょうか? この方もきっと、志をもって描き続けておられるのではないかと、想像しました。

Abe_Misao_03人物像

阿部さんは、人物画だけではなく、風景画も描かれているようです。風景画の色調からも、とても柔らかな印象を受けます。

Abe_Misao_04風景画

阿部さんの経歴とご職業をうかがって、少々びっくり。阿部さんご自身もやさしさと、内面的な芯の強さを併せもった方ではないかと、お見受けしました。