トーキョーワンダーウォール2016入選作品展(第1期)に行ってきました
トーキョーワンダーウォール2016入選作品展を見に、トーキョーワンダーサイト渋谷に行ってきました。
渋谷駅前のスクランブル交差点から、公園通りに沿って、西武デパートを過ぎたところで左に折れ、最初の交差点にある渋谷区立勤労福祉会館の一階に、トーキョーワンダーサイト渋谷のギャラリーがありました。たどり着くまで、とにかく、通りには、人人人。
例年ですと、東京都現代美術館MOMATで開催されているのですが、今年は、大規模改修工事中で休館中とのことです。スペースの関係からか、三期に分けての展示をするそうです。今日は、まず第一期の平面作品の展示。館内に入ると、街中とは一転、静かなスペースでした。
奥村彰一さんの<<おねえ山水 記録の先の桃花源>>。今回は、なんとお姉さんが逆立ちをしている?? よく見ると短パンをはいているし、手には棒を握りしめている。もしかして、棒高跳び?? 記録というのは、棒高跳びの記録のことでしょうか?? そういえば、もうすぐ、リオデジャネイロのオリンピックですね。それにしても、シャツのおなかのあたりから、鳥が顔をみせている?? 絵の構図は、オリンピックというより、サーカスか、アクロバットのようです。
都築崇広さんの<<構造用下地材の風>>。素材はOSB材というそうで、詳しいことはわかりませんが、見た目は、なんとなく木くずを高圧でプレスしたような板のようです。下地に使うというのであれば、おそらく高価な木材ではないのでしょう。板の上に、いかにも間伐材のようなほっそりとした針葉樹が、何本も描かれている。まだ山にいたころの記憶が、ふとよみがえったのでしょうか? ところどころに描き残した空間が、山に吹く風を連想させています。
田中秀介さんの<<道づくり>>。モチーフは、白いヘルメットをかぶった道路工事の作業員たち。バーナーでアスファルトの表面を溶かしている人、それをならす人…。きつくて、危険だけれど、大切なお仕事。でも体の動きが面白い。もしかすると、作者の方は、道路工事のアルバイトをしながら、作家活動を続けておられるのでは??
佐藤天音さんの<<振り向きざまの>>。画面左手に、ヘッドフォンを手にした両手、画面右手にヘッドフォンを耳にした頭部。手と頭が分離しています。背景の水色の四角が両者を結びつけている?? 心と体の分離を表しているようにも見えます。ただ、それほどの違和感は感じない。日常を淡々と描写しただけなのかもしれません。
残念ながら、写真撮影はできませんでした。図録があると良いなと思いました。
