第52回神奈川県美術展に行ってきました
第52回神奈川県美術展を見に、神奈川県民ホールに行ってきました。みなとみらい線の日本大通り駅から歩いて5分ほど、山下公園の近くです。
とても楽しく拝見しました。アートは、時代を映す鏡のようですね。それでは、まことに勝手ながら、気になった作品をご紹介します。
おばあさんが、スイカとカボチャを売っているようです。スイカもカボチャもおいしそう。おばあさんの顔の表情も「おいしくできたよ、買っていきな」と言っているようです。
とはいえ、皆が皆、豊かな時間を過ごしているわけでもなさそう。夜の電車に一人、仕事に疲れてうたたねをしているご様子。本当に、お疲れさまです。くれぐれも乗り過ごさないように気をつけてくださいね。明日は、きっと良いことがありますように。
なんで生まれてきたの
杉山衿香さん
わからない
民長桃香さん
この二つの作品のタイトルをつなげると「なんで生まれて来たの?」「わからない」に、なってしまいます。本当に、なんで生まれてきたんでしょうね? ちっとも、わかりませんね。
そんなときは、鞄の人になりきって、時間をやり過ごすのも一つの生き方なのかもしれません。なんとなく、そんな人が、多いように見えますよね。
なるほど、観察する人になりきってしまって、観察対象に溶け込んでしまう、という手もありそうですね。意外に良い方法かもしれません。
現代の聖家族の像でしょうか? ちょっと窮屈そうではありますが、家族という関係の中に身をおいてしまえば、ある種の安定感は得られるのかもしれません。とはいえ、「こんなところで、私、何しているのかな?」と、言いたげな表情をしているようにも、見えますが….
Triplicate X
興梠優護さん
仲良しの同性の友人と完全に密着し一体化するのも良いかもしれません。本当にそんなことできるのかな?
仲良しのパートナーと楽しく過ごすのが一番。でも、どことなく、嘘っぽさも、付きまとっているように見えてしまうのはなぜでしょうか?
そうそう、体を動かすのは、気分も爽快、健康にも良いですね。”Of course, you can!”
“Yes we can!” 今は、不可能にしか見えないことでも、もしかしたら、ひょっとしたら、いつかは、可能なことに変えることだって、あるのかもしれせんしね。そんな風に、信じてみたい。
なんで生まれて来たのか、わからない人にも、わかっている人にも、そんなことはお構いなしに、自然災害は、ある日突然やってくるようです。最近、こんな映像をよく見るような気がします。「なんでこんな目に合わなきゃいけないの?」という声が聞こえてきそう。
そうそう、今年は熊本の地震もありました。磯野さんは、かわさき市民アンデパンダン展にも同じタイトルで出展されていました。今回は、同じモチーフが5個描かれています。ご本人によると、このモチーフ、人知の及ばない地下に蓄積した巨大エネルギーの開放を表現されているそうですが、何かに似ている、何だろう。そういえば、築地本願寺のインド風建物の正面からみると、こんな形にも見えますね。
gate
河合真里さん
おや、こちらにも似たようなモチーフが… こちらのタイトルはgate、門ということですね。果たして、どこに続く門なのでしょうか? そういえば、浄土真宗の信者のことを門徒と呼ぶそうです。
樹々を通して射してきた光にふと気が付いて、上を見上げる。美しいと感じたものを、美しく表現されていて、とても心地よく感じました。拍手です。












