冨本七絵さんの個展「ながれる夜、季節の影」に行ってきました

日本橋の小さなギャラリーspace 2*3で、冨本七絵さんの個展「ながれる夜、季節の影」を見てきました。

冨本七絵展_01

日本橋と言っても、人も車も少ない裏通りの、うっかりしていると、通り過ぎてしまいそうな小さなギャラリーでした。space 2*3の名前は、展示室の広さが2m x 3m というところからきているらしいです。

冨本七絵展_02

展覧会には「夜」とか「影」とかやや暗めのイメージのタイトルがついていますが、一切、黒は使われていないようです。手法としては日本画らしいのですが、ちょっと見た感じ、パステル画を思わせるような明るい色調で描かれています。

冨本七絵展_03

森の木々がモチーフらしいのですが、実際にはありえないような色とりどりの色彩で描かれています。しかし、近くによってみると表面がざらっとしている部分やにじんでいる部分もあり、岩絵の具独特の質感も感じました。

冨本七絵展_04

森や川や湖といった自然を題材としながらも、本当に描きたいのは、その先にある原初的な体験なのかもしれませんね。長時間見ていても飽きのこない、しかも静かな心地良さが残る小さいながら良質な作品たちでした。