La voix de lapis 展に行ってきました

La voix de lapis 展を見に、世田谷美術館の区民ギャラリーに行ってきました。

La voix de lapisは、フランス語で「石の声」という意味だそうです。日本画の絵の具に使われている顔料、別名、岩絵の具からとったとのこと。なるほど、なるほど。武蔵野美術大学の通信教育課程油絵学科、日本画コース卒業生14人によるグループ展だそうです。

La voix de lapis 01展示室の入り口、窓の外は砧公園、良い天気でした。

区民ギャラリーは、世田谷美術館を入って、右側の一階の一角。こんな立派なギャラリーを使うことができるとは、世田谷区のアーティストは恵まれていますね。

La voix de lapis 02本田里美さんの「nega-posi」

本田里美さんの「nega-posi」は、タケノコ、レンコン、玉ねぎといった身近な食材をモチーフにした作品のようです。形と配置が楽しいですね。技法としては銀箔表面の硫化現象を利用して着色したものらしい。日本画には、そんな表現方法もあったんですね。

La voix de lapis 03小池奈池さんの「花回廊」

小池奈池さんの「花回廊」は、桜の花のトンネルを歩いたときの印象を写したものでしょうか? そういえば、世田谷美術館のある砧公園は桜でも有名。早いもので、桜の季節から、あっという間に、もう、ひと月も経ってしまいました。今日の砧公園は、まるで初夏のような気候。

La voix de lapis 05磯崎晶子さんの「シクラメン1・2」

磯崎晶子さんの「シクラメン1・2」は、墨絵で描かれたシクラメンの絵です。白黒の濃淡だけでシクラメンを表現するのは、意外性があって、面白いなと思いました。花全体ではなく、葉と花の間の部分を切り取って、しかも二枚に分けている構図も、なかなか独特で、まるで蝶にでもなったような気分。そういえば蝶というのは、独特の色覚をもっているらしいですね。

他にも、上品で良質な絵に会うことができて、ゴールデンウィークの一日、楽しいひと時を過ごさせていただきました。来年もぜひ案内状をお送りください。楽しみにお待ちしております。