山本春花さん個展『Encounter』に行ってきました
山本春花さんの個展『Encounter』を見に、Rise Galleryに行ってきました。
東急東横線の都立大駅から、線路沿いに目黒通りに出て、右に折れ、環七通りと交わる柿の木坂交差点を過ぎ、さらに碑文谷警察署の前も通りすぎて、ときわ松学園の脇道の住宅街を、てくてく歩いていくと、右手にRise Galleryが見えてきました。ダイエー碑文谷店の裏に当たるようです。ショップ(デザインストア)右手の扉から入ると、内部は、L字型のギャラリーになっていました。壁はコンクリート打ちっぱなし、床はフローリング、天井むき出しの空間です。
入り口を入ってすぐ右の壁には、Encountと題する小品が展示されていました。白地にシンプルな色合いと筆遣いで、いったい何が描かれているのかな? と思ってしばらくみていると、次第に筆跡が立体的に積み重なって、不思議な奥行きが感じられてきました。
左に曲がったL字型スペースの奥の壁には、stillness Re と題された大作が展示されていました。見ようと思えば、風景画にも見えるような、あるいは、そうでもないような…。ここでも、何をモチーフに描かれているのだろうと、首をひねりながらも、しばらくながめていると、次第に画面全体から、優しい色合いの心地よさが伝わってきました。また、シャープな線、柔らかな線、長い線、短い線、太い線、細い線が縦、横、斜めに組み合わされていることに気付いて、楽しいリズムが脈打っているようにも感じられてきました。
これは「何」と、すぐに、わかってしまわないほうが、絵画そのものと、長い時間、向き合えるのかもしれません。長い時間向き合うことによって、初めて、これが「何」ということよりも、もっともっと深いメッセージに出会う(Encounter)ことができるようになるのかもしれませんね。

