トーキョーワンダーウォール2016入選作品展(第2期)に行ってきました

トーキョーワンダーウォール2016入選作品展を見に、トーキョーワンダーサイト渋谷に行ってきました。

今回は、明治神宮前駅からハチ公バスに乗って、宮下公園前のバス停で下車。山手線のガードの下をくぐり抜けて、トーキョーワンダーサイト渋谷のある、渋谷区立勤労福祉会館にたどり着きました。

TWW2016_02 トーキョーワンダーウォール展示会場の入口

第二期も、第一期に引き続いて平面作品が展示されていました。それでは、早速、気になった作品をご紹介します。

古川穂波さんの真夜中の吸盤つきコアラは、ほぼ白黒モノトーンで描かれた作品です。テーブルの上に伏せておかれたステンレスボウルらしきものの上にコアラが座っています。コアラの周りには、バナナ、パイナップル、リンゴなどの果物と、7-8本のろうそくが置かれています。金属製のボウルの表面には、果物やろうそくが映っています。何かの儀式が、厳かにとり行われているところなのでしょうか???

浜口麻里奈さんの浮遊する気持ちは、一見、グリーンの色調の、植物が絡み合った、唐草模様もようにも見えます。ところが、よく見ると、人の形がひとり、ふたり、三人、…。あちらにも、こちらにも。植物の茎に見えた、筒のようにみえたものは、実はスカートだったりします。それでは、それぞれ人なのか、というと、そうとも言えない。植物なのか、人なのか、境界があいまいな世界です。

馬場かおりさんの不安定な律と、サイクリンは、淡い色調のパッチワークのような作品です。それぞれの領域には、縦じま、格子模様など、独特の質感を使って描き分けられています。ちなみに、タイトルにある「サイクリン」というのは、細胞が増殖するときの細胞周期を制御するたんぱく質を意味するようです。はたして、この絵とタイトルの間には、どのような関係があるのかな???

森裕子さんのHOBBYは、室内の窓とテーブルの上の花瓶をモチーフに描いた作品です。なぜだか、今回は、窓は閉められていて、外の様子はよく見えません。その代わりに、テーブルの上では、不思議な光景が繰り広げられています。テーブルマットの上には、人があおむけに横たわっていて、片手にはステッキをもち、まっすぐ真上に立てています。足元にはスイカやカボチャ。膝や額には花瓶が置かれています。

YUMIさんのframe no.2は、四角いキャンバスの上に、こってりとした黄色い厚塗りの絵の具で四角い形が描かれています。周囲を取り囲むように、やはり厚塗りで、ベージュ、グレー、クリーム色の全体的に明るい色調を使ってフレームが描かれています。どっしりとした存在感と安定感が心地よく感じられました。