Fad Fair 2016に行ってきました
Fad Fair を見に、アートコンプレックスセンターに行ってきました。Fad Fairというのは、Freeborder Art Directors Fair 2016のことだそうです。
JR信濃町駅から歩いて10分ほど、表通りから細い道に入って、しばらく歩いていくと、一見不思議な形の建物の前に出ました。
建物入り口から右手の階段を地下に降りると、そこが展示会場となっていました。
たくさんの作家の方々の個性的な作品を、一度に見ることができたので、とても楽しい時間を過ごすことができました。ここでは、KURUM’ART Contemporaryのブースから、植物をモチーフにしながらも、まったくタイプの異なる二人の作家さんの作品をご紹介します。
宮木沙知子さん 光のある風景 2905
作家の宮木さんによると、これはグルーを使った立体的な造形を写真に撮ったものだそうです。グルーにはわずかに着色が施されています。植物が上へ上へ成長しようとしている様子を連想させます。また、背景の光は、成長の源となる太陽を連想させます。
宮木沙知子さん 4本の線のある空間2901
一方、こちらはアクリル絵の具を一度平らな表面で固化させたものを、転写するという手法で表現したものだそうです。くっきりとした線が、植物の成長への強い意志を感じさせます。
水谷真弥子さん はす
一方、水谷さんはオーソドックスな油彩による、ていねいで、やわらかな表現です。モチーフも簡潔な表現も、日本的な感じを受けました。
水谷真弥子さん 採取
茎の色や、実の色、さらには背景の色使いが、柔らかく、シンプルな構成でありながら、しかも変化に富んでいて、とても楽しく拝見しました。水谷さんは、実はムンクの絵がお好きとのことでしたが、少々意外な感じを受けました。
同じように植物をモチーフにしながらも、これだけ異なる切り取り方と、豊かな表現の世界が広がっているのかと、感心しながら、会場を後にしました。

