松枝美由紀展に行ってきました
銀座四丁目の交差点から、一つ先の路地を入り、4月20日にオープンしたばかりのGINZA SIXの少し手前に、ギャラリーあづまの看板と松枝美由紀展の案内を見つけました。
通りから、ガラス越しに、正面の壁に展示してある、大きな絵が見えました。展示室に入ってみると、画面全体に、ピンク色の花びらや、緑の葉、赤い葉がちりばめられており、その背後には、人が手を広げている姿が描かれているようです。一面に咲く花の中で、花の精が喜びのダンスを楽しんでいる姿のようにも見えました。
階段を上って、二階の展示室にも、大きな絵が展示されていました。やはり植物のモチーフがちりばめられた中に、女性の姿が描かれています。こちらの絵のタイトルも白日夢
。植物の豊饒な実りの喜びを、女性の姿を借りて、擬人化して表現しているようです。
二階では、作家の松枝さんから直接お話しを伺うことができました。この絵にちりばめられている、丸い形のものはリンゴをモチーフにされた、とのこと。
松枝さんのお話では、リンゴや植物の葉を描きながらも、あまり写実的には描きこまないようにしているそうです。かといって、全くの抽象化やデザイン化するところまで、行くつもりもない、というご様子。その中間的なところで、どんな絵ができてくるのか、そのプロセスを余裕をもって楽しんでおられるようにも見えました。肩ひじを張らない、明るい色調の組み合わせと、ゆったりとした配置が、おだやかな雰囲気を醸しだしているように感じられました。



