チャームスイート京王聖蹟桜ケ丘に行ってきました

チャームスイート京王聖蹟桜ケ丘を見学してきました。チャームスイート京王聖蹟桜ケ丘は、介護付きの有料老人ホームですが、アートギャラリーホームとのコンセプトで、在学中を含む若手作家の作品が数多く展示されています。入居の開始は5月からで、4月は現地説明会を開催中とのことでした。できるだけ他の見学の方のお邪魔にならないように、念のため、あらかじめ、前日に電話でご了解をいただいてから伺いました。

京王線の聖蹟桜ケ丘の駅から、桜の並木道を通って、大栗川を渡り、川沿いに歩くと、道の左手に見えてきました。建物は、大栗川と、背後のいろは坂に囲まれるように、建っていました。

チャームスイート_01ここが入り口. 後方のいろは坂にはわずかに桜の花も残っていました.

入り口で来客用のスリッパに履き替え、手洗いとうがいをしたのち、フロントを通り過ぎて、すぐのエントランスホールでは、清水彩也花さんの『花吹雪』と題する桜の大木を描いた絵、また、ロビーでは飯田文香さんの『春の宵』と題する二枚の桜の絵が、出迎えてくれました。黒い背景に白い桜の花が鮮やかです。桜ケ丘の地名にちなんで、桜の花をモチーフにした絵が選ばれたとのことでした。

桜をモチーフにした絵としては、他にも、寺澤澄夏さんの『春夏秋冬』の四枚組、大橋麻里子さんの『春に』、西方彩子さんの『春声』松原麻衣さんの『あなたに微笑む』なども印象的でした。

桜の絵ではありませんが、高橋瑞稀さんの『天狼星』や、和田宙士さんの『秋宵』、阿部仁美さんの『ひかり』も、コントラストや陰影が魅力的な絵でした。

他にも、保田莉奈さんの『ウミウシ』、小林大悟さんの『なまず絵』や、高橋萌奈さんの『とりもどき』、工藤華乃子さんの『お花がたくさんです』、田中萌奈美さんの『自慢のドレス-ボウシインコ-』は、心和む動物たちの作品でした。

渡部未乃さんの『水平線を望む』、石見彩花さんの『波打ち際』、横山晶世さんの『月と海』など海の風景画も素敵でした。

若手作家によるとはいえ、全体として、上品で粒ぞろいの作品たちが選ばれているとの印象を受けました。エントランスや食堂、廊下などなど、館内のいたるところに飾られた若手作家の作品が放つエネルギーが、これから入居されるであろう方たちの毎日の生活に溶け込んで、心のリズムを刻み、気持ちのアクセントとして息づく様子を、思わず想像してしまいました。本当に素晴らしい企画ですね。

6月ごろには作品集ができあがるそうです。楽しみです。