田中美代子展「余暇」に行ってきました
“Roppongi One Shot Art Week”の一環として開催されていた田中美代子展「余暇」に行ってきました。会場は、国立新美術館の入り口近くにある六本木605画廊です。建物の表通りに面したところには、全く案内が出ていないので、いつも少々不安になるのですが、建物に入ってエレベーターに乗り、6階でおりると、605号室の扉に案内の紙が貼ってあったので、やれやれと安心しました。
展示会場に入ると、KURUM’ART contemporaryの車さんと、作家の田中さんに迎えていただきました。

おや、このキャラクターにはどこか見覚えがあります。尾形光琳や俵屋宗達が描いた、風神雷神図にそっくりです。でも、何かちょっと変ですね。なぜだか、胸にはおっぱいがあります。それに、桜吹雪の中で、なんだか楽しそうに走り回っている子供のようにも見えます。

こちらの絵のタイトルは、「風神雷神」そのものでした。でも、こちらはポーズや表情がちょっと可愛らしいのですが、今一つ、迫力はありません。ちょっとお仕事は休憩中? それともお互いに目配せしながら、本番前のリハーサルの最中でしょうか?

あらあら、こうなってしまうと、単に世間話に花を咲かせているだけ? にも見えてしまいます。

田中さんによると、以前は関節人形の絵を描かれていたそうなのですが、あるとき風神雷神の絵を描いたところ、予想以上に評判が良く、もっと見てみたいという方が多かったそうなので、昨年は、風神雷神の絵ばかりで、個展を開かれたそうです。すると、今度は、風神雷神以外の絵も見て見たい、との要望もあったとか…

そんなわけで、今回は、風神雷神以外の絵も描かれたとのが、この絵なのだそうです。恐らく何か別の神様たちなのだろう、とは想像するのですが、なんだかそれぞれ、思い思いにお花見を楽しんでいるようです。
思わずふっと肩の力が抜けるような、楽しいひと時を過ごさせていただきました。